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病害虫 | 症 状 | 植栽の種類 | 予防・対策 |
アブラムシ類 | 日当たりの悪く、葉がやわらかいものに 大量に集まってきます。アブラムシ類が 付くことで、葉が内巻きになったり、 よじれたりします。またアリと共生する 種類があり分泌物にすす病が繁殖し、 |
マツ類 モミ イブキ |
光合成を妨げ、被害を拡大
することがあります。 環境の悪化などや樹勢の 衰えが発生を促します。 ピリマ-水和剤などの アブラムシ専用殺虫剤 エチカン・エストック キルバール乳剤の 1000倍から1500倍液や サヒゾン水和剤 スミチオン・バイジット DDVP・マラソン乳剤の 1000倍液を散布してもOK |
斑点病 | 色々の病原菌が原因で褐色であったり 灰褐色灰白色などの症状が出ます。 形も円形や角形の斑点病をが出て、 落葉を引き起こし、樹勢を弱らせて しまうことがあります。 |
モミ ラカンマキ コウヤマキ ヒノキ 黒粒葉枯れ病 スギ 白粒葉枯れ病 |
使用剤 ダイセン水和剤500倍 ベンレート水和剤2000倍液 銅水和剤4000倍液のいずれかを散布 散布時期 6月中旬から9月下旬に 数回散布するのが良いでしょう。 |
葉ふるい病 | 樹種によって、菌の種類異なり、 主に針葉樹の葉に寄生します。 褐色の斑をつくり、早期に葉が 落ちるのが特徴です。 |
マツ ヒノキ ツガ モミ サワラ |
使用剤 マンネブダイセンM500倍液 4−4式裏ルドー液 散布時期 マンネブダイセンM500倍液 5月下旬から数回散布 4−4式裏ルドー液 6から7月に数回散布 |
さび病 | 植物の細胞を殺さずに寄生する菌。 褐色病にはならずに、表皮を破って 黄色いさび病の胞子を吹き出します。 マツのこぶ病がさび菌によって起こります。 |
マツ ツガ モミ |
散布時期・散布剤 3月下旬クロン0.5% 加用石灰硫黄合剤8倍 その後4月中旬と秋に 5〜10倍液を散布 |
甲虫類 | 甲虫類-コガネムシ、ゾウムシの成虫が 被害を起こしますが、ハムシは成虫も 幼虫も害を与えます。 |
スギ ヒノキ |
使用剤 土壌にダイアジノン1000倍 または、カルホス1000倍液を 潅注しておく。有機物をあまり 多く施さない事が大切。 |
蛾類 (ハマキムシ) |
ハマキムシは葉を侵食し、最悪全樹を 丸坊主にすることもあります。 多くの幼虫は毛虫やアオムシの形 ミノガ科の幼虫は蓑(みの)をかぶり ハマキガ科は葉を巻いたり、枝に糸をはり その中で葉を食べて害を与えます。 |
モミ スギ マツ類 |
散布時期 蛾類の中でも特にハマキムシは 発生初期にスミチオンを散布 するとよい。 使用剤 スミチオン、またはダイアジノン エルサン、パダン、ミクロデナポン デナポンなどの水和剤や灯火誘殺 などを適宜行うのが良いでしょう。 |
マツノガイ センチュウ |
マツノガイの発生は春から秋まで続き、 害を及ぼします。土中にすむ微小な ミミズ状の虫が根の組織内に 侵入し、養分を吸収して衰弱させる。 |
モミ類 マツ類 |
発生地ではNCSなどによる 土壌消毒を行う。鉢土などは 太陽熱を利用した土壌消毒で予防 |